おもてなし ・ ホスピタリティの哲学 おもてなし

「当たり前」を積み重ねることです

      「至高のおもてなし」と聞くと、とんでもなく難易度が高いというイメージがあるかもしれません。   しかし実際は、それほど難しくはありません。   当たり前のことを当たり前におこない、その一つひとつが積み重なっていくところに、おもてなしの王道があるのです。   高級ホテルや高級旅館のおもてなしも、度肝を抜くようなサーヴィスではなく、一つひとつこまかい点に気をつかい、当たり前のサーヴィスをすべて当たり前のように、漏れなくきっちり提供しているのです。   いわば、勝負はサーヴィスの総合点です。     100打席に一回、逆転満塁サヨナラホームランを打つのではなく、コンスタントにヒットを打って出塁するほうが、結果的に名選手と呼ばれるものです。   むしろ100打席に一度の大活躍では、それ以外の穴、つまりマイナスポイントが多すぎて、サーヴィス全体を総合的に見た場合、「失格」の烙印を押されてしまうでしょう。

一発逆転はありません
何か特別なこと、ミラクルなファインプレーを志すのではなく、これまでこの本で紹介してきた姿勢やスキルを身につけて、当たり前のサーヴィスを一つひとつしっかり提供していけば、その総合点として「世界一のおもてなし」が実現するのです。   やや観念的な説明になりましたが、実際はもっとシステマティックに考えていいものです。   たとえばこの本で紹介した意識や姿勢、スキルのチェックリストをつくり、自分ができていない項目、自分に欠けている項目を一通り確認していく。   そうすると自分の弱点がわかり、そこを重点的に意識することで、サーヴィスの質が自然と向上していきます。   自分にできないことを見つけたら、改善策を考え、実行して、できたかどうかをまたチェックし、再度実行する。   ビジネスに必須といわれるPDCAサイクルをまわしていくことは、「至高のおもてなし」にも通じるのです。  
執事が教える 至高のおもてなし―心をつかむ「サーヴィス」の極意
執事が教える 至高のおもてなし―心をつかむ「サーヴィス」の極意
  新井直之Amazon著者ページ https://amzn.to/1wkAvJk 新井直之著作一覧   https://arainaoyuki.com/?page_id=18 新井直之への講演依頼はこちらから

よくあるご質問

おもてなしの研修は企業向けに依頼できますか?

はい。業界に合わせた講演・研修プログラムをご提供しています。講演・研修ページをご覧ください。

新井直之への講演・研修依頼はどこから行えますか?

講演・研修ページよりお問い合わせください。累計1,000回以上の実績がございます。

参考文献・外部リンク

関連記事


講演・研修のご案内

本稿のテーマを含む講演・研修プログラムをご提供しています。
講演・研修の詳細・ご依頼はこちら

記事執筆者・監修者

新井 直之
(NAOYUKI ARAI)

執事
日本バトラー&コンシェルジュ株式会社 代表取締役社長
一般社団法人 日本執事協会 代表理事
一般社団法人 日本執事協会 附属 日本執事学校 校長

大富豪、超富裕向け執事・コンシェルジュ・ハウスメイドサービスを提供する日本バトラー&コンシェルジュ株式会社を2008年に創業し、現在に至る。

執事としての長年の経験と知見を元に、富裕層ビジネス、おもてなし、ホスピタリティに関する研修・講演・コンサルティングを企業向けに提供している。

代表著作『執事が教える至高のおもてなし』『執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣』。日本国内、海外での翻訳版を含めて約20冊の著作、刊行累計50万部を超える。

各ビジネス関連メディアにてインタビュー・寄稿記事を連載中。
日経ビジネス電子版
ダイヤモンドオンライン
プレジデントオンライン
東洋経済オンライン
現代ビジネス

本物執事の新井直之

関連コラム

車列運行管理における「連携」

車列運行管理における「連携」の絶対性個人の運転からシステムとしての防衛へ 「個人判断の禁止」がVIPの命と組織の信用を守る 記事公開日: 2026年5月13日 目次 一般の運転と車列運行の決定的な違い…

詳しくはこちら

未来予測型おもてなしの構築方法

未来予測型おもてなしの構築方法〜「対応力」の時代から「予測力」の時代へ〜 属人化を排除し、AIでホスピタリティをスケーリングする戦略 記事公開日: 2026年4月25日 目次 従来型「おもてなし」が抱…

詳しくはこちら
上部へスクロール