先に結論を申し上げます。AIが来ても、おもてなしと富裕層対応の本質は変わりません。
私はAIを日常的に使っています。資料の下地づくり、情報の整理、先回りの手がかり探し。道具として、これほど有用なものはありません。そのうえで、18年間この仕事をしてきた者として、変わらない部分がどこかもはっきり見えています。
お客様ご自身が気づいていないことは、AIに話されることも、AIから聞き出されることもありません。人は「この人には話す、この人には話さない」を無意識に選び分けているからです。本音を引き出せるのは、人格を磨いた人だけです。
ただし厄介なのは、ここが「AIにはできないが、人間なら誰でもできる」領域ではないということです。AIにできないからといって、人間なら誰でもできるわけではありません。この二段構えが、AI時代の核心だと考えています。
このページは、その主題を扱った記事の入口です。なお本テーマは独立した分野ではなく、おもてなし論と富裕層論を、AI時代という文脈で捉え直したものです。土台となる考え方は、そちらをご覧ください。
AIと人間の境界線
どこまでをAIに任せ、どこから先が人間の仕事なのか。
- 「言われる前に動く」はAIで再現できるのか?
- AIでホスピタリティは向上するのか?
- AI時代のホスピタリティおもてなしの違いとは
- AIおもてなしと人間のおもてなしは何が違うのか ― 執事が定義する境界線と役割分担
- AIが「完璧なサービス」を提供する時代
執事はAIをどう使うか
実務としてのAI活用です。
富裕層とAI
富裕層はAIをどう見ているか。現場で聞いた本音です。
そのほかの考察
- AIがすべてを管理できる時代人間にしかできない仕事の正体とは何か?
- AI時代の「おもてなし」とは何か ― 執事が定義する人間×テクノロジーの新常識
- AIがすべてを最適化する時代に執事の真の価値と、ご納得感の創出
- 執事はAIをこう使う ― 顧客の一歩先を読むための実務マニュアル
- AI時代のホスピタリティ研修 ― 接客品質と収益を同時に上げる企業向け導入設計
- 「おもてなし」は日本の武器になるか ― AI時代に日本型ホスピタリティが持つ価値と展望
講演・研修・取材について
「AI時代のおもてなし」をテーマとした講演プログラムをご用意しています。講演・研修の詳細はこちら。
執筆者
新井直之(あらい・なおゆき)|執事/おもてなし・ホスピタリティ・富裕層専門家。日本バトラー&コンシェルジュ株式会社 代表取締役社長。プロフィール詳細