「忙しい」を言い訳にするな。
一流のリーダーが、誰も見ていない
「夜10分」に命をかける理由

「今日も疲れた。ビールを飲んで寝よう」

その気持ちは痛いほどわかります。
しかし、もしあなたが「一流」を目指すのであれば、その「流される夜」とは決別しなければなりません。

私が執事として見てきた成功者たちに共通していること。
それは、どれほど忙しくても、どれほど疲れていても、自分を律する「夜の儀式」を欠かさないことです。
彼らにとって夜は、休息の時間であると同時に、明日の勝利を確実にするための「戦略的準備」の時間だからです。
今回は、自分を裏切らないための、夜の自己管理術についてお話しします。

真の勝負は
「誰も見ていない時間」に決まる

日中、スーツを着て、部下や顧客の前でパフォーマンスを発揮する。
これはプロとして当たり前です。給料をもらっているのですから、やって当然です。
しかし、本当の差がつくのは、ネクタイを緩め、誰の目もなくなった「帰宅後の時間」です。

誰も評価してくれない。
誰も褒めてくれない。
そんな孤独な時間帯に、ダラダラとスマホを見て過ごすのか。
それとも、今日の反省を書き出し、明日の服を整え、本を読んで知識を入れるのか。

この「微差」が、1年後、10年後に「絶対的な大差」になります。
成功者は皆、この孤独な積み上げの価値を知っています。
「誰も見ていないからこそ、神様が見ている」
そんな気概を持てるかどうかが、リーダーの器を決めるのです。

「10分」で未来を変えろ

「そんな時間はない」という反論が聞こえてきそうです。
しかし、私が求めているのは何時間もの修行ではありません。
たった「10分」です。

帰宅して靴を脱いだら、座り込む前に、10分だけ動く。
・靴を磨く。
・手帳を開いて、明日の予定をシミュレーションする。
・今日学んだことを3行だけメモする。

この10分があるだけで、翌朝のスタートは劇的に変わります。
「準備ができている」という自信が、あなたの表情を変え、言葉を変え、オーラを変えるからです。
準備は、努力ではありません。「武器」です。
武器を持たずに戦場(ビジネス)に出るリーダーは、ただの無謀な愚か者です。

明日の成功は、
今夜のあなたが作っている。
未来を前借りするな。
今、支払え。

Arai Naoyuki Philosophy

自分の体を
「資産」として扱え

もう一つ、リーダーが絶対に疎かにしてはいけないのが「体調管理」です。
暴飲暴食、睡眠不足。
これらを「忙しさの勲章」のように語る人がいますが、大きな間違いです。
それは単なる「自己管理不足」の露呈に過ぎません。

不摂生な生活をしているリーダーは、判断力が鈍り、感情的になりやすく、組織を危険に晒します。
食事に気を使い、良質な睡眠をとることは、自分への甘やかしではなく、組織に対する「責任」です。
あなたの体は、あなた個人のものではありません。
組織を牽引するための、替えの利かないエンジンなのです。

三流のリーダー

・夜は憂さ晴らしの時間
・暴飲暴食でストレス発散
・準備せず行き当たりばったり
・「忙しい」が口癖

一流のリーダー

・夜は戦略的準備の時間
・食事と睡眠で回復を設計
・翌日のシミュレーション完璧
・「準備万端」が基本

まとめ

今夜、家に帰ったら、自分に問いかけてみてください。
「今の自分は、明日の自分に『ありがとう』と言われる過ごし方をしているか?」と。

夜を制する者が、人生を制する。
孤独な規律こそが、
最強の自信を生み出す源泉である。

ダラダラと過ごす1時間より、規律ある10分を。
その積み重ねが、あなたを本物のリーダーへと押し上げてくれるはずです。

記事執筆者・監修者

新井 直之
(NAOYUKI ARAI)

執事
日本バトラー&コンシェルジュ株式会社 代表取締役社長
一般社団法人 日本執事協会 代表理事
一般社団法人 日本執事協会 附属 日本執事学校 校長

大富豪、超富裕向け執事・コンシェルジュ・ハウスメイドサービスを提供する日本バトラー&コンシェルジュ株式会社を2008年に創業し、現在に至る。

執事としての長年の経験と知見を元に、富裕層ビジネス、おもてなし、ホスピタリティに関する研修・講演・コンサルティングを企業向けに提供している。

代表著作『執事が教える至高のおもてなし』『執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣』。日本国内、海外での翻訳版を含めて約20冊の著作、刊行累計50万部を超える。

本物執事の新井直之
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