おもてなし ・ ホスピタリティの哲学
残念ですが、生まれながらに「おもてなし」上手な方は決まっています
「おもてなしが好きだ」という人は、「お金をもらわなくても、人に貢献したい」という人です。
とにかくまわりの人に喜んでもらいたい。
それが自分の喜びになる人です。
みなさまの周囲にも、そんなタイプの人がいるのではないでしょうか。
人間は4つのタイプに分けられるといわれています。
これは、アメリカの社会学者、デイビッド・メレルさんが提唱する「ソーシャルスタイル」という理論です。
それによると……、
① 慎重で理屈を重視する「理論派」
② 開放的でエネルギッシュな「社交派」
③ 主張があって力強い「現実派」
④ 協調性のある「友好派」
この4つに分類されるということです。
自分のタイプと相手のタイプを知って、それをコミュニケーションに活かすメソッドとして、多くのグローバル企業でも取り入れられている理論です。
弊社でもお客さまの言葉や態度を、短期間、観察してどのタイプかを識別します。
そしてそのお客さまごとに適切な対応をするようにしています。
もちろん、執事やメイドを採用するとき、適性を確認するツールの一つとしても参考にしています。
そして実際に採用され、長続きするのは、もれなく「友好派」の人なのです。
友好派は、周囲の人と仲よくやろうというタイプで、感情の表し方も穏やかです。
常にまわりを気にかけながら、困っている人をサポートする。
そして、みんなが盛り上がっているのをニコニコうれしそうに眺めている。
自分が一番がんばっても、そんな素振りはつゆも見せず、決して自分が前に出ようとしないこのタイプは、まさに「他人の喜びを自分のことのように喜ぶ」おもてなし上手といえます。
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Category おもてなし・ホスピタリティの哲学 . ブログ 2020.09.03